給与以外のボーナスや手当などの報酬はあるか?

注目したいボーナスや手当

工場求人を探す場合は、月々もらう給料も大事ですが、ボーナスも考慮しましょう。ある調査によると、工場勤務の年収が250万円に達する35歳から39歳の方の場合、ボーナスは年収の約2割の45.4万円になると推定されています。ボーナスのウェートの高さを考えると、ボーナスの実績を考慮する価値があるといえます。工場勤務の場合、さまざまな手当が設けられているので、応募しようとしている会社に標準的な手当が設定されているかを見ることも大事です。法定労働時間である1日8時間または1週間で40時間を超えた場合は、残業手当が発生しますし、深夜の勤務がある工場では、深夜勤務手当も期待できます。仕事で使う資格に手当を出す会社もありますし、住宅手当や寮完備の工場も少なくありません。

給与以外の見えない報酬といわれる福利厚生

金額的には見えにくいものの、重視したいのが福利厚生の制度です。福利厚生は、法律などにより整備されているものと、会社独自の制度があります。法律で制定されているのが、法定福利費に位置づけられる、健康保険・厚生年金・雇用保険などです。特に年金は、給料から天引きされる保険料と同額を会社が負担しているので、自分が納付している以上のアドバンテージがあります。加えて、団体保険や企業年金などが整備されていれば、かなり待遇が良いと考えることができます。 会社独自で設けている福利厚生制度としては、社販割引や家賃補助・借り上げ制度などが挙げられます。自身が日常的に購入する商品を格安で購入できれば、家計の負担を減らせますし、会社が用意する工場近くの社宅や寮に入居できれば、家賃負担が減るほか、通勤時間などの短縮になります。

寮の求人は、寮に暮らす従業員が気持ちよく生活できるよう、掃除や調理、生活相談といった日常生活に直結した職種が多く見られます。